『BLOODY MONDAY』

漫画

ども、ブロマンスで抜く女 ゲドーです。

ではさっそく、本日も妄想が捗る一般向け漫画をご紹介します!

今回、選んだ作品はこちら。

『BLOODY MONDAY』

引用元『BLOODY MONDAY』単行本1巻 表紙

本日は『BLOODY MONDAY』のブロマンス的な魅力について語っていきます。

先にこの記事の結論を述べます。

−結論−
・ウイルステロという過激な内容でも大丈夫
・ヴィランが好き
・飄々とした男が好き/苦労性な男が好き
・未来永劫死ぬまで一緒にいそうなcpが好き


上記に一つでも当てはまったら、
『BLOODY MONDAY』を読むべし。

では早速いきましょう!

天才ハッカーの主人公とテロリストの頭脳バトル

『BLOODY MONDAY』は2008年頃ドラマ化もされており、リアタイしてた!という方も多いと思います。かなり有名な作品ではありますが、皆様、この漫画にえげつないブロマンス要素があったことをご存知でしょうか。

実は、ドラマ版では一部の原作キャラクターが登場しておりません。そのため、ドラマのみ観ていたという方は、せっかくのブロマンスを見逃している可能性があります!!

ゲドーちゃん<br>
ゲドーちゃん

これを見逃すのはマジ損です!!

「え〜私、漫画読んでたけど、そんなブロマンス要素あった〜?主人公には超絶美人なヒロインがいて、ブロマンスのブの字もなかったじゃん〜」と思った、そこのあなた。

今回私が焦点を当てるのは、敵陣営テロリストです。

物語の主人公は天才高校生ハッカーの高木藤丸たかぎふじまる、そして彼とともにテロリストに対抗する心強い友人達です。

幼い頃からパソコンをいじることが趣味だった藤丸。高校生になる頃には、すでに大人顔負けの天才ハッカー“ファルコン”として、界隈では非常に有名な存在になっていました。

あるとき、藤丸が通う高校に折原マヤという女教師が現れます。エロすぎるボディを持つ彼女の正体はバイオテロリスト。折原マヤに出会ったことをきっかけに、藤丸たちは日本を脅かす強大な敵と戦うことになります。

ちなみに作中に登場するウイルスですが、発症すると全身にブツブツが現れ、目や口から血を吹き出す代物。

そうです、it’s veryグロテスク!

グロいの本当に苦手なの!苦手すぎて見るとタップダンス踊り出しちゃうの!というレベルの方には、残念ながらあまり強くおすすめすることができませんが、ストーリーは最高に面白いので、どうにか気合いで読んでほしいというのが本音

ファルコン様の華麗なハッキング捌きがかっこよすぎます。ちなみに私はハッキングなどの知識は皆無で、エクセルの基本操作すら危うい人間ですが、それでも楽しめました!

その他にも、単行本の巻末にあるテロリストたちの日常描いた4コマなんかは読むとめちゃくちゃほっこりしますよ。

魅力的すぎるヴィラン 「J」

さて、ここからは魅力的すぎるテロリスト「J」を紹介します。彼はドラマでも素晴らしい再現度でした。※どちらもすごく顔が良い。

引用元『BLOODY MONDAY』単行本9巻 73話

Jの所属するテロリスト組織は、教祖と呼ばれる男を筆頭に「ウイルスを使い世界を破滅させ、新たな世界を創ること」を目的として活動しています。

Jは組織の幹部を務めており、飄々としていながらも非常に高い頭脳と洞察力を持ち、幾度となく主人公たちを苦しめます。

しかし、彼自身も自分の立ち位置に疑問をいだいていました。教祖に対し狂信的な信者達の姿を目にし、時折ひどい嫌悪感を抱いています

そんなJの側には、信頼を置く数少ない4人の側近がいます。その内の1人である「ミハエル」という青年が、ブロマンス乞食女からしては、感謝してもしきれないくらい非常にありがたい存在なのです。

ドラマ版には出ていない「ミハエルくん」とは?

ミハエルくんは、いわゆるテロリスト側のハッカーです。さすがにファルコンよりは腕は劣りますが、建設分野などにも通じる知識を持つ、大変優秀な人物です。

引用元『BLOODY MONDAY』単行本11巻 92話

ミハエルくんは、教祖や組織に対しそれほど信仰心を持っているわけではありません。

入信した理由も、“自分のハッキングの腕を試せる場所を探してた”というなんとも軽いもの。(それでテロリスト選ぶって相当やばいが)

そんな信仰心もクソもないミハエルくんでしたが、逆にそれがJに気に入られる要因になりました。

ミハエルくんは他人の表情や言動に敏感な性格なようで、周りが誰も気にしないようなJの些細な表情を見逃さなかったり、Jが時折見せる不安定な様子を心配している描写があります。

ゲドーちゃん
ゲドーちゃん

俺だけがあいつのことわかってる(気づいてる)系のBLあるあるでんな〜

Jもそんなミハエルくんに対してだけは、冗談を言いあったり、からかったりと年相応の様子を見せます。まるで友達のような距離感がたまりません。

引用元『BLOODY MONDAY』単行本9巻 72話

※補足 ドラマ版には「ミハエル」ポジションとして「ブルーバード」という人物が登場します。ただし、原作ほどJとの絡みはありません。大人の事情ということなのでしょうか。納得いかないぜ。

ラストシーズンはただの夫婦になっている件

『BLOODY MONDAY』ですが、こちらは全3部作となっています。

『BLOODY MONDAY』

『BLOODY MONDAY パンドラの匣』

『BLOODY MONDAY ラストシーズン』

Jとミハエルくんが活躍するのは、マーカーを引いた『BLOODY MONDAY』と『BLOODY MONDAY ラストシーズン』です。

それぞれの見どころを紹介します。

第1部『BLOODY MONDAY』の見どころ

第1部では、組織内でのやりとりや2人の(愛の)逃避行が見れます。

逃避行中は2人でラーメン食ったり、アイス買ったりしてます。そんな彼らを見て誰がテロリストだと信じますか?って感じです。そうです。ただのデートです。

また、第1部終盤ではミハエルくんを不安にさせないよう、Jが自らの言動に気を遣うなど、彼の成長も見ることができます。(まじでミハエルくんのこと好きすぎやろ……)

引用元『BLOODY MONDAY』単行本11巻 96話
第3部『BLOODY MONDAY ラストシーズン』の見どころ

第3部は第1部から数年後の物語です。ぶっちゃけここまで来るともう夫婦です。

なんていうか…この尊さは言葉にできません。

よく一緒にいる時間が長いと、好みとか癖とか似てくるとか言うじゃないですか。

それが見れます。しかも少年漫画で。

すでに幾多のBLを読破してきた腐女子を悶えさせるほどのブロマンスってなに。マガジンほんまになにしてくれてんの。もうこれだからブロマンス探しはやめらんねぇ。

怒られる覚悟で言います。

引用元『BLOODY MONDAY ラストシーズン』単行本1巻 7話
ゲドーちゃん
ゲドーちゃん

もうこれBLやん。

(違います)

まとめ

『BLOODY MONDAY』には、しっかりとヒロインが登場します。そのため主人公やその周辺のキャラではあまりブロマンス要素は期待できないと思います。

が、敵陣営は別!!!!!!

むしろ、Jとミハエルくんはお互いしかないです。

物語が完結した後でさえ、この2人が未来永劫一緒にいる姿しか想像できません。

これが言い切れるってすごない??

2人の間を切り裂く存在が想像できないんですよ。一体何が現れたら、彼らを引き離せるだろうか。もはや公式が怖い。

初めて読んだとき泣いちゃったよ。この涙が感謝の涙だって気づいたとき、私はマガジンに全てを捧げてもいいかなって思ったね。

いやもうほんと、Jとミハエルくんが主人公の続編とか出して欲しい。2人で探偵事務所とか開いてて欲しい。

ま、さすがにそれを見ることは叶わないでしょうから、pixivでss漁ります。誰か書いてください。

さて、『BLOODY MONDAY』はマガジンで連載しておりましたが、すでに完結済みです。

ちょっとでも、微塵でも、気になった方はまずは試し読みだけでも読んでみるべし!マガポケのアプリからも読めます!

ではまた次の記事でお会いしましょう〜!

※この記事は一個人の感想です。公式設定とは一切関係がありませんのでご理解ください。

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